【注目製品のご紹介】超高速バリアフィルム透過率測定装置

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【注目商品のご紹介】超高速バリアフィルム透過率測定装置


平素はご愛顧いただき誠に有難うございます。

計測システムグループ マテリアルサイエンス計測チームの西と申します。

 

本日ご紹介しますのは、

仏国Vinci Technologies社製「超高速バリアフィルム透過率測定装置 QHV-4」です。




装置の基本的な原理、仕様についてはこちらをご参照ください。

本装置の一番の特徴としては、なんと言っても測定時間の圧倒的な短さ、です。

以下、代表的な測定事例をご紹介します。

・サンプル:PET基材無機バリア層蒸着フィルム

・水蒸気透過率:WVTR 5×10-2g/m2/day (等圧法)

・測定温度:38℃

・ヘリウム透過率測定所要時間:約150秒



測定1: 測定開始

測定2: 測定途中 60秒経過



測定3: 150秒経過 測定完了

実際の測定中の動画を、以下リンクから是非ご確認ください。



測定の準備、セットもとても簡単です。



サンプルをΦ65mmに切り抜き、



測定チャンバーにサンプルを設置し、




蓋をかぶせ                ワンタッチで締めるだけ!

 

装置稼働に必要なのは、各種ガスボンベ(N2、He)と電源(単相240V)のみであり、また設置する部屋は恒温恒湿である必要もないなど、ユーティリティも最小限となっております。

 

ヘリウム透過率を酸素透過率、水蒸気透過率の指標とするのは一見乱暴な考え方であり、事実全てのサンプルに対して適用可能なヘリウム-酸素、水蒸気の相関関数などは存在しません。

 

ただ、サンプルの諸物性(基材、成膜方法、バリア層)を揃えた系においては、理論的にも実験的にも良好な相関が得られるケースが報告されるなど、活用方法次第では強力なツールとなる装置です。

(例えば、ヘリウムと酸素透過率の相関については以下で紹介されています)

https://www.ivv.fraunhofer.de/content/dam/ivv/en/documents/services/permeation_analysis/2011_permeation_measurement_of_films.pdf

 

活用方法がみつかれば既存の酸素、水蒸気透過率測定装置を部分的に代替でき、莫大なコストメリットが得られるシステムです。ご検討だけでも是非いかがでしょうか。

 

弊社ではデモ装置を保有しております。サンプル評価依頼を広く承っております。

是非こちらよりご相談ください!



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