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REDデジタルシネマカメラ トラブルシュート

このトラブルシューティングは、RED Digital Cinema社の、MONSTRO8K VV , WEAPON 8K , EPIC-W ,  WEAPON6K , SCARLET-W , RAVEN ,各カメラおよび旧機種の操作ガイドより

提供されている各操作ガイドのトラブルシューティングから抜粋、加筆したものです。

日本語版については、西華デジタルイメージ株式会社が権利を有し、許諾なしの改変、複製、配布を禁止いたします。詳細については本文末尾のお断りを参照ください。

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症状一覧

1.ファームウェアが SSD にコピーできない

2. ファームウェアがアップグレードできない

3.“Upgrading Attached Peripherals”というメ ッセージが表示される

4.プリセットを適用できない

5. カメラの外部操作ができない

6.一般:モジュールまたはレンズマウントが機能しない

7.カメラがレンズを認識しない

8.カメラに“N/A for Aperture”(「しぼり非該 当」)と表示される

9.LCD タッチスクリーンにメニューが表示されない

10.画面がフリーズする、または何も表示しない

11.LCD がちらつく

12.タッチスクリーンまたは DSMC2 Sidekickが使用できない

13. “Critical Failure”または“Serious Error” というメッセージが表示される

14.エラー0X00000020gが表示される

15.DC IN コネクターの締め付け

16.カメラの電源が ON にならない

17.ハードの復元を実行する

18.画像の粒子が粗い

19.白黒画像

20.Color Temperature(色温度)がおかしい

21.タイムコードまたはゲンロックが機能しない

22.ブラックシェードの実行を促すメッセージが表示される

23.MOUNT TYPE: UNKNOWNが表示される

24.AUDIO BUFFER OVERFLOW WARNINGが表示される

25.ホットピクセル(白抜け)の可能性

26.フォーカスチャートを撮影すると異常な画像が現れる

27.DSMC1 で音声のチャンネル CH1 CH2 が逆に録音される

28.メディアベイと RED MINI-MAGの問題

29.カメラが OLPF を認識しない

30.プレビュー画像が時折フリーズする

31.Motion Mount:ND Only 選択時、水平方向にムラが発生する

32.Mini-Mag がマウントされない

33.DSMC サイドハンドルが動作しない

34.カメラの電源をオフにすると日付・時間がリセットされる



1.ファームウエアがSSDにコピーできない

症状
・Mac 上でダウンロードしたカメラファームウェアを解凍して、SSD にコピーしようとしたところ、SSD にコ ピーできない。

解決策
・REDCINE-X PRO がインストールされた Mac®コンピュータでは、RED Watchdog のデフォルト設定によって SSD が読み取り専用で装てんされる。
 これは、SSD にファイル(ファームウェアのアップグレードファイル も含む)を書き込むことができない。
 ファームウェアを SSD にコピーしようとする前に、Mount 選択を Read- Write に変更しておくこと。

・通常、Mac の画面の右上に RED のアイコンがある。これをクリックするとメニュ ーが表示され、Preferences...を選択する。

・Read-Write を選択する。

2.ファームウエアがアップグレードできない

症状
・ファームウェアをアップグレードしようとすると、PWRとRECのLEDランプが赤点滅する。
・ファームウェアのアップグレードを試みても、ファームウェアのバージョンが切り替わらない。
解決策
・ファームウェアのアップグレードファイルをダウンロードした後、SSD に保存する前にファイルを解凍 しているか確認する
・“force_upgrade”フォルダーがSSDのサブフォルダーではなく、最上層に保存されていることを確認する。
・アップグレードしようとしているカメラモデルと入手したファームウェアのモデルが合っているか確認する。

3."Upgrading Attached Peripherals"というメッセージが表示される

症状
・ファームウェアをアップグレードしようとすると、ディスプレイに“Upgrading Attached Peripherals”(「装着さ れた周辺装置のアップグレード中」)
 というメッセージが表示される。

 カメラの電源を OFF にしてから再度 ON にしても同じメッセージが表示され、カメラの電源を OFF にするよう指示が出る。
解決策
・カメラを最新のファームウェアバージョンにアップグレードしていることを確認する。
・モジュールやレンズマウント(まとめて「周辺装置」と呼ぶ)のいずれかに問題が発生していると考えら れる。
 周辺装置(メディアベイ以外)をすべて取り外し、ファームウェアをアップグレードする。
 その後、 別の周辺装置を装着し、もう一度ファームウェアをアップグレードする。
 この手順を繰り返し、一度に 1 つずつ周辺装置のアップグレードを行っていく。
 こうすることでどの周辺装置に問題があるかが分かる。 アップグレードできない周辺装置があれば、弊社RED修理フォームよりお問い合わせください。

4.プリセットを適用できない

症状
・ディスプレイに次のメッセージが表示される:“Preset Could Not Be Applied”(「プリセットの適用失敗」)
解決策

・DSMC BRAIN®の電源をOFF にし、再度電源を入れ、さきほどうまくいかなかったプリセットを適用してみる。

5.カメラの外部操作ができない

症状
・カメラに次のメッセージが表示される:
 “For reliable external control over Ethernet your camera’s hardware may need to be upgraded. Please contact your Bomb Squad representative”
 (Ethernet 経由で確実に外部コ ントロールを行うためには、ご使用のカメラのハードウェアをアップグレードしなければならない場合がある。
 購入した代理店に問い合わせのこと」)
解決策

・このメッセージが表示されたら、弊社RED修理フォームより、ハードウェアのアップグレードを依頼する。ハードウェアをアップグレードしない限り、カメラを
 外部操作することはできない。

6.モジュールまたはレンズマウントが機能しない

症状
・モジュールまたはレンズマウントが正しく機能しない、あるいは BRAIN と通信できない。
解決策

・ハードウェアの再ディスカバーを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「Rediscover」を参照のこと。

・カメラのファームウェアをアップグレードする。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「ファームウェアのアップグレー ド」を参照のこと。

・システムの復元を実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「Restore System」を参照のこと。

7.カメラがレンズを認識しない

症状
・カメラが装着レンズを認識しない。
解決策

・適合性のあるレンズが装着されていることを確認する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「レンズ」を参照のこと。

・PLレンズを使用の場合、次の方法でBRAINからレンズに電源を供給する。

 Menu > Settings > Setup > Lens とすすみ、Enable Power to Lens のチェックボックスにチェックを入 れる。

次の方法でレンズを検出する。

 Menu > Settings > Setup > Lens とすすみ、Detect Lens を選択する。

・ハードウェアの再ディスカバーを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「Rediscover」を参照のこと。

8.カメラに“N/A for Aperture”(「しぼり非該当」)と表示される

症状
・レンズを装着すると、カメラに“N/A for Aperture”(「しぼり非該当」)と表示される。

解決策

・装着したレンズがきちんとロックされているか確認する。

・レンズマウントを取り外す。接続点に損傷やゴミがないか点検する。レンズマウントを取り付ける。

・ハードウェアの再ディスカバーを実行する。詳細は、操作ガイドの「Rediscover」を参照のこと。

・ カメラのファームウェアを再インストールする。

・ ご使用のカメラがベータファームウェアの場合は、リリースビルドにダウングレードする。

・DSMCPLマウントを使用している場合、Settings>Setup>Lensとすすみ、電源が有効になっていることを確認する。

 注:レンズによっては、互換性がないため Aperture(しぼり)情報を表示しないものもある。一部の PL レンズには i-technology データがない。

9.LCD タッチスクリーンにメニューが表示されない

症状
LCD タッチスクリーンにメニューが表示されない

解決策

LCD タッチスクリーンをダブルタップして Clean モードを終了する。

10.画面がフリーズする、または何も表示しない

症状
・画面がフリーズする、または何も表示しない。

解決策

ハードの復元を実行する。詳細は、" ハードの復元を実行する " を参照のこと。

11.LCD がちらつく

症状
LCD またはモニターがちらつく。

解決策

Menu>Settings>Display>MonitorControlとすすみ、Frequency(周波数)60Hzにする。
・別のケーブルを使用する。

・ケーブルが正しく接続されていることを確認する。

12.タッチスクリーンまたは DSMC2 Sidekick が使用できない

症状
・カメラをタッチスクリーンや DSMC2 Sidekick から操作できない。

解決策

 ハードの復元を実行する。詳細は、9ページの「ハードの復元を実行する」を参照のこと。

・HD-SDI または HDMI®モニターを使用している場合、モニターのメニューを有効にし、以下のように DSMC2 Sidekick からカメラを操作する。

 A. SSD(RED MINI-MAG®をご使用のコンピュータに接続する。

 注:REDCINE-X PRO®がインストールされた Mac®コンピュータでは、RED Watchdog のデフォル ト設定によって SSD が読み取り専用で装てんされる。
 これは、SSD にファイル(ファームウェアの アップグレードファイルも含む)を書き込むことができないということだ。ファームウェアを SSD にコピー
 しようとする前に、Mount 選択を Read-Write に変更しておくこと。

 B. SSD 上に新しいフォルダーを作成し、force_preset という名前を付ける。

 C. www.red.com/downloads から DSMC Toolkit をダウンロードする。

 D. Preset_Files フォルダーを開く。

 E. 使用しているファームウェアバージョンに対応したフォルダーを開く。

 F. 該当するenable_menusファイルをSSDに作成したforce_presetフォルダーに保存する。

 G. SSD をイジェクトまたはアンマウントしてから SSD を取り出す。

 H. BRAIN の電源が OFF になっていることを確認する。

 I. SSD をご使用の DSMC に挿入する。

 J. BRAIN の電源を ON にする。 カメラが自動的にプリセットを適用する。

13.“Critical Failure”または“Serious Error”というメッセージが表示される

症状
・カメラのアップグレードをしたり電源を入れたりしたときに、ディスプレイに“Critical Failure”(「致命故障」)

 または“Serious Error”(「重大なエラー」)というメッセージが表示される。

解決策

カメラのファームウェアを、弊社REDオーナーサイトでダウンロードできる最新のリリースビルドにアップグレードする。

弊社RED修理フォームTechnicalSupportリクエストを出す。リクエストには以下を添付する。

 – ログファイル。詳細は、操作ガイドの「ログファイルの保存」を参照のこと。

 – エラーが発生したときに装着されていたモジュール、レンズ、サードパーティアクセサリのリス ト。エラーが発生したときのカメラの使用電源
  (バッテリーの種類、電源モジュール、電源ケーブ ルも含めて)

14.エラー0X00000020が表示される

症状
ディスプレイに“Error 0x00000020. Please save log and send to RED support”
 (「エラー0x00000020:ログを
保存し、RED サポートにお送りください)」というメッセージが表示される。

解決策

SSDのセキュアフォーマットを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドで入手可能なDSMCMedia Operation Guide(DSMC メディア操作ガイド」)を参照のこと。

カメラのファームウェアを、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドでダウンロードできる最新のリリースビルドにアップグレードする。

弊社RED修理フォームTechnicalSupportリクエストを出す。リクエストには以下を添付する。

 – ログファイル。詳細は、操作ガイドの「ログファイルの保存」を参照のこと。

 – エラーが発生したときに装着されていたモジュール、レンズ、サードパーティアクセサリのリス ト。エラーが発生したときのカメラの使用電源
  (バッテリーの種類、電源モジュール、電源ケーブルも含めて)

15.DC IN コネクターの締め付け

症状
DC IN コネクターのナットがゆるむ。

解決策

先が頑丈なヘビーデューティタイプのピンセットで、ゆるんだ DC IN コネクターのナットを締め付ける。

 警告:締め付け過ぎないこと。

・オプション:DCINコネクターのナットにLoctite® 222(低強度ねじロック)を少量だけ塗布し、コネクター がまたゆるむのを防ぐ。

16.カメラの電源を入れても ON にならない(起動しない)

症状
・カメラの電源を入れてもONにならない(起動しない)

解決策

すべてのアクセサリを取り外し、AC電源アダプターでBRAINの電源を入れる。

・ハードの復元を実行する。詳細は、 " 17ハードの復元を実行する " を参照のこと。

・カメラのファームウェアを、弊社REDオーナーサイトでダウンロードできる最新のリリースビルドにアップグレードする。

 

17.ハードの復元を実行する。

カメラのファームウェアの問題を解決する一般的な方法は、ハードの復元を実行することだ。
ハードの復元は、 すべての設定を工場デフォルト値に戻すという点でシステムの復元と同じようにはたらく。
ハードの復元を実行するには、以下の手順に従う。

手順
1.BRAIN の電源を OFF にした状態で、BRAIN PWR/REC ボタンを 20 秒間またはファンが高速回転する まで押しつづける。
2.PWR/REC ボタンを離す。 画面が正しく表示される。
    注:ユーザーキー設定とともにデフォルト設定のあらゆる変更がすべてリセットされる。

18.画像の粒子が粗い

症状

画像やシーンの粒子が粗く見える

解決策
・次のクリップを録画する前に、ブラックシェーディング補正を実施する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイド
「センサ ーキャリブレーション」を参照のこと。

・Histogram(ヒストグラム)をチェックして露出が適正であることを確認する。画像が露光オーバーや露 光アンダーになるとノイズが発生する。
 詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「Stills モード」を参照のこと。

・選択した設定に対してできるだけ低いREDCODE®圧縮比を採用する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「REDCODE」 を参照のこと。
・高めのResolution(解像度)にする。
・Adaptive ファンモードにしてカメラ温度を調整する。適用したキャリブレーションマップの温度が同期していない場合はノイズが発生する。

19.白黒画像

症状
・ディスプレイに画像が白黒で表示されるが、メニューはカラーのままである。

解決策

Menu>Settings>Look>Colorとすすみ、Saturation設定をチェックする。Saturation設定が低い値に 設定されているときは、高めの値に変更する。

・システムの復元を実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドRestore System」を参照のこと。

20.Color Temperature(色温度)がおかしい

症状
・カメラの Color Temperature(色温度) OFF になっており、画像が通常より暖色または冷色に見える。

解決策

オートホワイトバランスを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「ColorTemperature」を参照のこと。

・ブラックシェーディング補正を実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「Calibrate」を参照のこと。

21.タイムコードまたはゲンロックが機能しない

症状
SYNCGENTC ランプが赤、黄色、または薄いグレーになる。

解決策
ご使用のタイムコードまたはゲンロック装置が対応装置であることを確認する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイド「対応装置」を参照のこと。
・別のケーブルを使用する。
・ご使用のタイムコードまたはゲンロック装置の設定がプロジェクト設定に合っていることを確認する。
・ご使用のタイムコードまたはゲンロック装置が正しいソースに設定されていることを確認する。
 詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「タイムコード」または「ゲンロック」を参照のこと。
・SensorSyncModeGenlockに設定されていることを確認する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドSensorSync」 を参照のこと。
・アンビエント装置を使用している場合は、ACN(AmbientClockitNetwork)OFFに設定する。 

22.ブラックシェードの実行を促すメッセージが表示される。

症状
・ブラックシェードの実行を促すメッセージが表示される。

解決策

センサーキャリブレーションが完了しているか確認する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイド「センサーキャリブレーション」 を参照のこと。
・Menu>Settings>Maintenance>Calibrateと進み、user1CalibrationMapを選択。Setをクリックする。
・Menu>Settings>Maintenance>Calibrateと進み、全てのユーザーが作成したキャリブレーションマップを削除する。

 次に、Reset Default を実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドRestore System」を参照のこと。

23.MOUNT TYPE: UNKNOWNと表示される

症状
・Menu > Settings > Setup > Lens の先で「Mount type: Unknown」と表示される。

解決策

レンズマウントが確実に取付けられている確認する。 互換性のあるレンズマウントが取付けられているか確認する。
     注:サードパーティ製のレンズマウントには互換性がない。

24.AUDIO BUFFER OVERFLOW WARNINGと表示される

症状
レコードボタンを押したとき、「Audio Buffer Overflow Warning」が表示される。

解決策

SSD をセキュアフォーマットする。詳細は、弊社REDオーナーサイト内 DSMC Media Operation Guide を参照のこと。

25.ホットピクセル(白抜け)の可能性

症状
・ホットピクセルが見られる

説明

ピクセルの問題でない可能性がある。ブラックシェーディングキャリブレーションが古い場合、ホットピクセルを表示する。
 カメラセッティングと温度はピクセルキャリブレーションに影響する。

解決策

ブラックシェーディングキャリブレーションを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト内の操作ガイド「センサーキャリブレーション」を参照のこと。

・カメラファームウェアをアップグレードする。詳細は、弊社REDオーナーサイト内操作ガイドの「ファームウェアのアップグレード」を参照のこと。

・ResetDefaultを実行する。詳細は、弊社REDオーナーサイト操作ガイドの「RestoreSystem」を参照のこと。

・ホットピクセルが、ディスプレーモニターでなく、カメラセンサー由来のものか確認するために、クリッ プをコンピュータ上で確認する。

・ホットピクセルがカメラセンサー由来であることを確認したら、REDCINE-X PRO を使用しホットピク セルを除去する。
 詳細は、弊社REDオーナーサイト内
REDCINE-X PRO Operation Guide を参照のこと。

 



 

 

26.フォーカスチャートを撮影すると異常な画像が現れる

症状
・フォーカスチャートのようなハイコントラスト、高周波パータンを撮影すると異常な画像が現れる。

説明

前項、「ホットピクセル(白抜け)の可能性」の解決策、ブラックシェーディング、カメラファームウェアー アップデート、Reset Default、コンピュータ上で確
 認を実施した結果、症状に変化がなければ、センサ由来 (ピクセル欠陥)である。
 映像機器に広く使われている CMOS センサの特徴として、ピクセル欠陥は止むを得 ないものであるが、通常撮影においてピクセル欠陥が目立たなくするよう
 な画像処理をカメラ内で行ってい る。
 しかし、フォーカスチャートのようなハイコントラスト、高周波のようなチャートを撮影時、副作用として異常な画像が生じている。

解決策

REDCINE-XPROを使用しホットピクセル等を除去する。詳細は、弊社REDオーナーサイトREDCINE-XPRO Operation Guide を参照のこと。

・REDCINE-XPROでは除去できないものは、3rdパーティー製のソフトを使用する。

27.DSMC1 で音声のチャンネル CH1 CH2 が逆に録音される

症状
CH1 CH2 にそれぞれ音声入力を装置を接続して録画したら、CH1 CH2 が逆に録音されていた。

説明

この現象は、カメラファームウェア 6.3.xx で発生している。

解決策

撮影時に CH1 CH2 入力ケーブルの接続を逆にする。
ポスト処理の時、音声を入れ替える。
・カメラファームウェア 6.2.xx を使用する。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
28.メディアベイと RED MINI-MAG の問題

症状
・メディアベイのLEDが点灯するはずのときに点灯しない。
REDMINI-MAGをカメラに装着できない。
解決策

REDMINI-MAGがメディアベイにしっかりと挿入されていることを確認する。
システムの復元を実行する。
コンピュータでREDMINI-MAGを再フォーマットする。詳細は、弊社REDオーナーサイトDSMC メディア操作ガイド」を参照のこと。
・メディアベイを取り外し、もう一度取り付ける。

 ・メディアベイを取り外す
  メディアベイや SSD の問題を診断対処するには、メディアベイをいったん取り外し、もとどおり取り付けな ければならない場合がある。
  メディア関連のトラブルシューティングでない限り、メディアベイは取り外さな いこと。
  警告:メディアベイの取り付けや取り外しの際は、BRAIN の電源を切ってから行うこと。 必要工具:T10 トルクスドライバー
  1. BRAIN OFF にする。
  2. T10 トルクスドライバーを使用して、4 本の拘束ねじを対角方向(千鳥)にゆるめていく。

  3. BRAIN からメディアベイを取り外す。
  4. BRAIN の接続やピンを調べ、汚れや損傷がないことを確認する。 注:露出した基板やコネクターには一切触れないこと。
  5. できるだけすみやかにメディアベイをもとどおり取り付け、BRAIN 内にチリやデブリが侵入しないよう にする

 ・メディアベイを取り付ける

  警告:メディアベイの取り付けや取り外しの際は、BRAIN の電源を切ってから行うこと。必要工具:T10 トルクスドライバー
  1. BRAIN OFF にする。
  2. メディアベイの取付穴を BRAIN のねじ穴に合わせるようにして、メディアベイを BRAIN の上に載せる。
  3. T10 トルクスドライバーで、4 本の拘束ねじを対角方向(千鳥)に約 2 回転ずつ締めていく。このとき、 完全には締めないこと。
  4. 4 本の拘束ねじを均等に締め付ける。70 in-oz を超えないこと。これを超えるとねじが損傷するおそれが ある。警告:ねじは、締め付けすぎないこと。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
29.カメラが OLPF を認識しない

症状
OLPF を認識しない。
解決策
OLPFを取付けなおす。詳細は、弊社REDオーナーサイト操作ガイドの「互換性OLPFのスワッピング」を参照のこと。
異なるOLPFを取付ける。
・もし上記を実施しても OLPF を認識しなのであれば、弊社RED修理フォームへテクニカルサポートをリクエストする。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
30.プレビュー画像が時折フリーズする

症状
・プレビュー画像が一瞬止まる。録画には影響がない。
解決策
録画には影響しないが、どうしても気になる場合、Manual-calibrationを使用する。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
31.Motion Mount:ND Only 選択時、水平方向にムラが発生する。

症状
・モーションマウントでND Onlyを使用時、ND 0.57以下(1.9絞り)の濃度を使用時、ソフトやスクエアーシ ャッターが有効にされた時の最大フレームレート、
  シャッター角度 180 度として、2 倍のシャッター速度以上 (60FPS なら、1/120 )にすると水平方向にムラが発生することがある。
説明
・ファームウェアのバグ。
解決策
NDND0.60より濃くする。

・シャッター速度を遅くする。

使用したいND値の状態のまま、カメラを再起動する。ND値を変更しなければ、ムラは発生しない。
 (カメラファームウェア 6.3.78 で確認)

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
32.Mini-Mag がマウントされない。

症状
メッセージ「Could not mount the media in the side SSD: to try again, please remove the media from the camera and re-insert it.」と表示される。
説明
1. Mini-Mag をカメラに装填した状態で 起動すると、メッセージが表示されることがある。

2. カメラ起動状態でMini-Magを装填すると、メッセージが表示されることがある。

解決策
1については、6.3.104ファームウェアにより一部改善。
・メッセージ通りMini-Magをカメラより取出して再装填する。再装填しても、再びメッセージが表示されるようなら、Mini-Mag をカメラから取出さず、
 2 分間以上、
Mini-Mag をカメラに装填したままに放置する。2 分以上経過したら、Mini-Mag を取出して、カメラに装填し直す。
・上記を実行してもマウントしなかったら、もう一度、上記の手順を繰り返す。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
33.DSMC サイドハンドルが動作しない

症状
EPIC/SCARLET をファームウェア 6.3 以降にアップグレード後、DSMC サイドハンドルが動作しなくなった場合、 以下のファームウェア ダウングレード
     /アップグレードを試す。
解決策
1. カメラファームウェア6.0.46へダウングレードする。
2. DSMCサイドハンドルを装着して、このファームウェアで動作することを確認する。
3.
ダウングレードが成功したら、ファームウェアを連続してアップグレードする。
a. DSMCサイドハンドルをカメラに装着して、ファームウェア6.2へアップグレードする。
b. DSMC
サイドハンドルをカメラに装着して、ファームウェア6.3へアップグレードする。

WEAPON/SCARLET-W/RAVEN
34.カメラの電源をオフにすると日付・時間がリセットされる

説明
・内蔵バッテリーの消耗です。
解決策
1.DSMC1 サービスセンターで内蔵バッテリー交換が必要です。弊社RED修理フォームより、その旨記入の上お問い合わせください。
2.DSMC2     
内蔵バッテリーは、二次電池(充電式)です。通常、カメラの電源をオンして 1 時間オンの状態を維持することにより数日間、日付・時間を保持できるようになります。
 もし上記を実行しても翌日に日付・時間がリセットされてしまう場合、内蔵バッテリーをフル充電す る必要があります。フル充電するには 36 時間かかります。



お断り

RED は、あくまでユーザーの参考用に作成するこの取扱説明書において、分かりやすく正確な情報を提供するべくあらゆる努力を行っている。
本書の情報は正確であると考えられるものの、厳密にはその時点での「現状」を示しており、RED は本書における誤植やユーザー による表現の解釈が RED の意図と異なる場合にそれによって生じた問題には責任を負わない。
すべての安全に関する情報および一般的 な情報は、地域、連邦、その他の該当する法律の改訂によって変更される場合がある。

RED は適宜、本書の内容を改訂、変更することがあり、その場合は改訂や変更を通知する義務を伴わない。いかなる場合も RED、RED の従業員、管轄官庁は、本書に含まれる技術情報または操作に関する情報の使用によって
直接または間接的に生じた損害に対して一切責 任を負わない。

日本語版は、分かりやすく正確な情報を提供するべく翻訳の努力を行っている。翻訳は正確であると考えられるものの、本書における誤訳、誤植等がある場合、英文を正規とし、日本語訳によって生じた問題には責任を負わない。

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