燃焼・流体・粒径計測機器

共焦点スキャニングマイクロPIVシステム

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  • マテリアル,繊維・製紙,医療・製薬,PIV
メーカー名:Seika Digital Image
燃焼・流体・粒径計測機器マイクロフルイディクス流速分布解析の3D解析

共焦点スキャニングマイクロPIVシステム

マイクロPIVではZ方向分解能を定義するとき、焦点深度(Depth of Field、DOF)ではなく、測定深度( Measurement Depth 、MD)という概念を用います。
これはUCサンタバーバラのマインハート等により提唱された概念で、粒子像の光強度が速度測定に影響を与える程度に強く見える範囲のことで、一般的にDOFよりかなり厚くなります。
通常のマイクロPIVではMDは対物レンズの設計上の焦点深度よりかなり厚くなっており、MDの厚さ内には異なる速度成分が混在するため、測定誤差になります。(図参照)
一方共焦点スキャニングマイクロPIVでは、MDを薄くすることが可能なためMDエリア内に単一の速度成分しか含まないため、マイクロフルイディクスにおいて高精度の計測分布が可能になりました。

システム構成例

システム構成例

<共焦点スキャニングマイクロPIV>
■超高感度高速度ビデオカメラ
■共焦点スキャナー CSU-X1
■CW DPSSレーザー 100mW 488nm
■フォーカススキャナー FS-100 (オプション)
■マイクロ光学系 ファイバーバンドルデリバリータイプ
■制御解析ソフトウェア KoncertoⅡ
■制御解析用PC

製品特徴

  • 様々なマイクロ流体デバイスに対応可能な光学系をご用意,正立型、倒立型を目的に応じて組み換え可能、あらゆる測定対象に対応可能,落射照明・透過照明・側方照明等あらゆる方向からの照明が可能,汎用性の高い同軸落射照明用レーザー導入光学系を標準装備,高出力レーザーの導入可能
製品特徴

共焦点スキャニングマイクロPIVによる100umマイクロチャンネル内の流速分布

製品特徴

右:従来型のマイクロPIV
左:共焦点マイクロPIV
従来型のマイクロPIVではMDの厚さ内に異なる速度成分が存在するため誤差が発生

製品特徴

共焦点スキャナ

製品特徴

速度分布とストリームライン

アプリケーション

  • マイクロ流体チップ,MEMS・Bio MEMS,インクジェットプリンタノズル,燃料電池

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