【非水銀ポロシメーター】新製品のご紹介

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非水銀ポロシメーターとは

いわゆる水銀ポロシメーター(水銀圧入法)と同様の原理を用いた細孔容積、細孔径分布測定装置でありながら、有害な水銀を使用しないユニークなシステムです。

 
昨今、水銀に関する水俣条約の発行の影響もあり、水銀を使用する製品に対する風当たりが益々厳しくなりつつあります。水銀ポロシメーターの使用自体は禁止されていないものの、装置の社内管理、装置維持メンテナンス費、水銀廃棄費など、増加する一方のコストや手間でお困りの方も多いのではないでしょうか?

この非水銀ポロシメーターは水銀ポロシメーターの代替装置となりうる可能性を持っています。

 一般的な水銀ポロシメーターは、多孔質サンプルに対して濡れ性が無い水銀を圧入することで、サンプルの細孔容積と細孔径分布などの結果が得られます。非水銀ポロシメーターではサンプルに純水を圧入することで、水銀ポロシメーターと同等の測定結果を、より安全な溶媒で得られます。

 非水銀ポロシメーターは圧入溶媒に純水を使用するため、残念ながら測定可能なサンプルが限られています。具体的には、純水に対して濡れ性があるサンプルは測定不可となります。一方、疎水性サンプルについては測定可能となりますので、水銀ポロシメーターの代替装置となる可能性があります。

主なアプリケーション


-PTFE、PEなどの疎水性膜

-二次電池(リチウムイオン)用セパレーター、二次電池電極

-燃料電池スタック内部材(拡散層GDL、MEA)などとなります。

特にリチウムイオン電池セパレーター用途としては、水銀ポロシメーターの代替として既に多数台の実績があります。

 
弊社ではデモ装置を保有しており、サンプル評価依頼を広く承っております。

ぜひご相談ください。

詳細につきましては非水銀ポロシメーターの詳細ページをご覧下さい。

ご不明点は、お問合せページまで、お気軽にお問合せください。

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